Railroad Fan

2006-09-04

C57 1復活

2006年8月27日 NHK BS2にて放映された「SL復活 C57 1よ 永遠に」

山口で観光列車として運行されていた蒸気機関車 C57 1 の長期に及ぶ解体修理に密着したドキュメンタリー映像である。

誕生から長い年月を経たための老朽化はしかたがないとして、現場の鉄道マン、技術者が苦闘したのは部品の調達であった。

すでに消えている部品を作ろうにも現在の規格には合わないために製作不能という。
すぐれた技術を持っていても作れないという現場のジレンマ。

また、現場の技術者の嘆きは技術、知識の次世代への継承の手立てがないというに至ってはこの国の文化遺産の継承に対する認識度、施策など考えさせられる内容であった。

1882年製造の英国シャープスチュアート製779号機は今でも現役でインド・ダージリンを走っている。ドイツの蒸気機関車は全土で通常運行されていて、数から言えば日本の何十倍である。

蒸気機関車は「ものづくり」の原点である。
ドイツではこの原点にたった施策が行われているであろう事は各地の蒸気機関車とそれに携わる人々を見ればとてもよく感じ取ることができる。

原点を忘れた効率だけを追い求めた結果がどうなるか、今の日本をみれば一目瞭然である。

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